逆援相手探し

誰にもチャンスはある!

投稿日:2013年9月4日 更新日:

この記事の所要時間: 427

逆援助交際なんてものが本当にこの世に存在するのか?それは、男性のみなさんに共通する疑問だと思います。かくいう私も、そんなものは都市伝説に過ぎず、実際は何をするにしても私たち男がお金を払わなければならないのだ、と思っていました。しかしですね、なんとこの私、つい最近逆援助交際デビューを果たしてしまったのです!

なんというか、それは、逆援助交際として始まったものではありませんでした。お相手は、とある出会い系サイトで知り合ったMさん。32歳で、会社でバリバリ働いている独身キャリアウーマンでした。会ってみると、30代にしては中々のスタイルをお保ちで、顔立ちも悪くありませんでしたが、なるほど、いかんせん、勝気で、男を見下しているような節がありました。これでは彼氏はできないだろうと思いましたが、美人ですし、セックスすることを前提にお会いしたので、文句は言えません。

最近では、金を払わないとセックスさせてくれない女が出会い系にはたくさんですからね。

飲み屋から、ホテルへ

私たちは、手始めに近くの居酒屋に入りました。するとまぁMさん、食べる食べる。そして飲む。こんだけ食って飲んで体型を維持しているのですからすごいものですが、考えてみれば若い頃はこれよりすごかったわけで、なのに結婚していないというのは性格にかなりの難があるわけで・・・などと考えつつ私は酒をちびりちびりやりました。

Mさんはよく話しました。仕事の愚痴――特に男に対するもの――も私に言いました。私は、セックスをさせてくれる貴重な女性の言うことですから、うんうんと頷いて、内心納得がいかない発言にも同意して、ご機嫌をとりました。すると、本当に普段男性に優しくしてもらえないんでしょうね、Mさんはひどく私を気に入ったようで、「ようっし、給料出たばっかだし、ここは奢ってあげる!」と言いました。考えてみればそのときすでにMさんは私のパトロンとして頭角を現し始めていたんですね。

私たちは居酒屋を出ました。私は、Mさんに手を繋ごうと提案しました。勝気で言いたいことをずばすば言ってのける彼女も、そのときばかりは照れくさそうに目を逸らし、「あぁ、え、うん」とかなんとか、はっきりしませんでした。私は一方的に、彼女の手を取りました。私の指先が触れたとき、彼女の手はぴくりと震えました。私はそのとき初めて、Mさんのことを可愛いと思いました。やっぱり、なんだかんだ言って男性に優しくされるのは嬉しいようです。

私たちは適当に街をぶらつき、手ごろなホテルに入りました。

ホテルにて

シャワーのあとに、私たちは「行為」に及びました。特別、どこが変わっていたとか、他の子と比べて興奮した、気持ちよかったとかはありませんでした。しかし、私はお酒が入っていたこともあってか、まるで恋人にするようにMさんのことを慈しみました。付き合う気などさらさらありませんでしたが、「好きだよ」とも言ったと思います。行為の最中は本当にMさんのことが愛おしかったのです。

再びシャワーを浴びて戻ってくると、Mさんはこちらに背を向けて寝転がっていました。顔こそ見えませんでしたが、眠っているわけではないことは彼女の息遣いや雰囲気でわかりました。Mさんは唐突に、どこか寂しそうに、「また会ってくれる?」と言いました。消え入りそうな声でした。僕が「もちろん」と答えると、Mさんはこちらに背を向けたまま起き上がって、ベッドから足を下ろし、「私もシャワー浴びてくる」と言いました。

何度浴びたって何か損するものがあるでもなし、どうせならと思い私は「一緒に浴びようか?」と誘いました。するとMさんは振り返って「ううん、いい」と笑いました。

翌日・・・

朝、私のほうがすこし早く起きました。テレビを観ながら待っていると、うーんと伸びをしてMさんがむくっと起き上がりました。「楽しかったね」と僕が言うと、彼女は「うんっ」とびっくりするくらい可愛らしい、少女のような笑顔を見せました。私たちは服を着、ホテルを出ることにしました。入室が夜の十二時だったこともあり、料金は宿泊代のみの11000円でした。Mさんは清算機の中に、20000円を入れました。私も財布を出しましたが、Mさんは首を振ってそれを制しました。そして、お釣りとして返ってきた9000円をそっと掴むと、それを折りたたんで、私のポロシャツの胸ポケットに入れました。

「すごく楽しかった」彼女は言いました。「こんなの久し振り。ありがとう。絶対、また会ってね」、私はお金を貰うことに罪悪感を感じましたが、今更返すとも言い出せず、ただ頷くばかりでした。

その後、Mさんとは一度も会っていません。彼女からの連絡もありません。もしかしたら、私からの連絡を彼女は待っているのかもしれません。ですがまだ私は、メールをしていません。たとえ9000円でも、自発的に私にお金をくれた彼女との接し方を考えると、背中に何か重たいものがのしかかってくるようで、どうしても腰が上がらないのです。

こんなしんみりした話でよければという感じですが、誰にだって逆援助交際のチャンスはあるのです。私も、そろそろ覚悟を決めて、Mさんに連絡しようかと思います。しかし、次も私がMさんにお金を貰うか、いえ、お金を受け取るかどうかはわかりませんけどね。

-逆援相手探し

Copyright© 全国逆援助募集.com , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.